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  • 病歴・就労状況等申立書

    病歴・就労状況等申立書とは・・?

    病歴・就労状況等申立書とは、
    発病から現在までの病歴や日常生活状況・就労状況などをまとめた書類です。

    作成者は請求人本人で、
    医師が作成した診断書では伝えきれていない部分を伝えます。

    例)普段の生活でどのような支障が生じているのか
      就労環境でどのような配慮を受けているのか・・等

    障害年金の請求書類のなかで、
    自身の障害状態について自身の言葉で伝える事ができる唯一の書類なので、
    障害の程度が認定側に伝わるようしっかり記載する事が求められます。

     

    病歴・就労状況等申立書作成上の留意点

    □具体的にかつ分かりやすく記入する

    日常生活の制限や就労の困難さをいかに伝わりやすく記載出来るかがポイントとなります。

    単に、
    「体調が悪くて病院に行った。処方された薬を飲んで家で寝ていた。」
    のみの記載では十分とは言えません。

    「発病のきっかけは何か」
    「どのような症状があったのか」
    「その症状により日常生活にどのような制限が生じるようになったのか」等、

    発病から現在までの経緯・日常生活の状態が審査側に伝わるよう、
    具体的にかつ分かりやすく記入していく事を意識しながら作成するようにしましょう。

     

    □3~5年ごとに区切って記入する

    病歴・就労状況等申立書では、
    発病した時から現在までの状況を時系列にまとめて記入します。

    1つの病院に5年以上継続して通院しているケースもあるかと思いますが、
    そのような場合は3~5年ぐらいに区切って記入してください。

    また、幼少期に初診日があり、
    その頃からの記載が必要な場合は、
    ・小学校時代
    ・中学校時代
    ・高校時代
    などで区切った方が書きやすいかと思います。

    文章にストーリー性を持たせる事を意識しつつ、
    書きやすいところで区切って記入するようにしてください。

     

    □受診した期間と受診しなかった期間は分けて記入する

    受診していた期間は、
    通院期間、受診の頻度、入院回数、治療経過、医師からの指示内容
    などを記載します。

    受診していない期間がある場合は、
    そこで区切り、その期間の状態を記載します。

    なぜ受診していないのか、
    中断期間中はどのように過ごしていたのか、
    自覚症状の有無
    などを記入してください。

    受診していない期間中も症状が継続してあったのであれば、
    日常生活や就労で生じていた制限内容を、
    病歴・就労状況等申立書のなかに必ず落とし込むようにしてください。

     

    □診断書との整合性を保つ

    病歴・就労状況等申立書の内容は診断書の内容と整合性が保たれていなければなりません。

    診断書の内容と比較して病歴・就労状況等申立書の内容が重い状態で書かれていた場合、
    整合性がないと判断される可能性があります。

    病歴・就労状況等申立書と診断書の内容に食い違いがないよう、
    診断書と見比べながら病歴・就労状況等申立書を作成するようにしてください。


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