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    2019.2.17カテゴリー: 障害年金知識, タグ: 診断書

    診断書の役割

    障害年金を請求する際、必ず提出する書類が診断書です。

    診断書の内容によって、
    障害の原因となった傷病により日常生活や労働にどのような支障があり、
    それがどのくらいの程度なのかを審査されます。

    障害年金の等級・受給可否を左右する重要な書類なので、
    診断書に書かれてある内容は必ず確認しておく必要があります。

     

    診断書の種類

    障害年金の請求で使用する診断書の様式は8種類あります。

    どの診断書を使用するかは、
    傷病によりどの部位にどのような症状が出ているかによって異なります。

    様式 部位
    様式第120号の1 眼の障害用
    様式第120号の2 平衡機能、そしゃく・嚥下機能、言語機能の障害用
    様式第120号の3 肢体の障害用
    様式第120号の4 精神の障害用
    様式第120号の5 呼吸器疾患の障害用
    様式第120号の6-(1) 循環器疾患の障害用
    様式第120号の6-(2) 腎疾患・肝疾患、糖尿病の障害用
    様式第120号の7  血液・造血器、その他の障害

     

    傷病によっては、異なる部位にそれぞれ障害が残る事もあると思います。
    そのような時は、複数の診断書を提出する事も検討しましょう。

    障害年金の請求では1枚の診断書しか使用できないという事はありません。
    必要に応じて複数の診断書を用いる事も可能です。

    診断書の入手先は、年金事務所や市区町村役場です。
    窓口担当者から診断書を受け取ったら、
    医療機関へ診断書の作成を依頼してください。

     

    診断書を依頼する際の注意点

    診断書を医師に依頼する際は、
    自分の病状や日常生活での状態をきちんと伝える事が重要になります。

    障害年金は書類審査です。
    診断書の内容が実際の状態よりも軽い状態で記載されてしまうと、
    不支給になってしまうこともあり得ます。

    そのため、医師に現状を正しく記載してもらえるように前もって準備しておくことが必要になります。

    具体的には、
    診察の際に日常生活や仕事にどのような支障が生じているのかを十分に話しておく、
    日常生活の困り事についてまとめたメモを作成して渡すなどが挙げられます。

    医師が患者の日常生活についてどのような支障が生じているのか、
    その全てを把握するのは困難です。
    医師任せの診断書にはせず、
    日常生活の状態を理解してもらうために伝える努力をしましょう。

     

    まとめ

    障害年金の診断書は、
    障害によって日常生活や仕事にどのような支障が生じているかを審査員に的確に伝える事が大切です。

    出来上がった診断書の内容を見て、
    自身の状態がきちんと反映されていないものになっていると感じたら、
    医師へもう1度相談してみましょう。
    医師の意見を聞いて、診断書の内容が適切かどうか確認なさってください。

    診断書の作成を依頼するにあたり、
    「診断書の見方が分からない・・。」
    「医師にどう依頼したらいいのか分からない・・。」
    「傷病が複数ありどの診断書を使用したらいいのか分からない・・。」
    等、何かお困りの事がありましたらご相談ください。

     

     


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