右変形性股関節症 50代女性 障害厚生年金3級
概要
平成21年の冬、歩行時に膝の痛みが生じるようになった。
しばらく様子を見ることにしたが、
1ヶ月経過しても痛みが引く気配は見られなかった。1度専門医に診てもらった方が良いと判断し、
近医を受診する事にした。平成22年1月、受診した病院の医師から痛みの原因は膝ではなく股関節である可能性が高いと言われた。
詳しい検査を受けるため設備が整っている他院を紹介された。
紹介された病院を受診し検査を受けたところ、
変形性股関節症と確定診断がついた。以後経過観察のため、定期的に受診して治療を受けていた。
様子を見ながら過ごしていたが、平成28年頃から足の状態が悪化。
歩行時の負担を軽減するため杖を使用するようになった。
平成29年頃、転院先の病院の医師から手術適応と診断された。
人工股関節へ置換することを勧められ、承諾。
令和2年3月、右人工股関節置換術を受けた。
障害厚生年金の請求を行い、
結果、障害厚生年金3級(事後重症請求)が認められた。担当者コメント
知人男性からのご紹介でご依頼いただきました。
ご依頼者さまは初診日から10年以上経過して人工関節に置換されていますので、
事後重症での請求となります。事後重症請求が認められますと請求した月に年金の受給権が発生します。
年金の支給は【受給権が発生した月の翌月】からとなりますので、
迅速に請求を行うことが必要です。
(請求が遅れると、その分年金の支給も遅れることになるため)初診の医療機関から書類を取り寄せた際、記載内容に誤りがあり、
再度の訂正依頼と医師への説明で若干のタイムロスはありましたが、
ご紹介から2ヶ月以内に書類を整備して提出致しました。結果、提出から1ヶ月半で年金証書がご依頼者さまのもとへ届きました。
審査に掛かる期間は3ヶ月程度と言われていますので、
比較的早い決定です。結果通知が早めに届くことは、請求人にとって良いことだと思います。
結果を待つ間の精神的負担が少なく済みますから・・。
無事受給が決定となったご依頼者さまから喜びのご報告が聞けて安堵しました。
障害年金を今後の人生設計に役立てていただければと思った次第です。