劇症1型糖尿病 40代女性 障害厚生年金3級
概要
令和2年秋、極度の口の渇きを感じるようになった。
食事を摂っても嘔吐する、多尿、強い倦怠感などの症状が出現し悩まされていた。意識朦朧となるまで状態が悪化し、病院を受診。
血糖値を測定したところ705を示し、劇症1型糖尿病と診断された。即入院が必要となり、インスリン療法を開始。
3週間入院した。
退院後は定期的に通院し、継続して治療を受ける事になった。請求時点の状態は、HbA1c8前後で血糖値100~300で変動することが通常となっている。
血糖値が乱れがちで、インスリン注射基礎7単位から13単位まで量を増やしても血糖値が下がらないほど高血糖になりやすく、逆にインスリンの効きが良すぎて低血糖になることもある。
血糖値の乱高下が激しく、それに伴って倦怠感や頭痛などの体調不良が生じている。
予測がつかない血糖値に振り回され、血糖コントロールの難しさを常日頃から感じている。
令和4年6月に障害厚生年金の請求を行う。
結果、障害厚生年金3級(障害認定日請求)が認められた。担当者コメント
ご依頼者さまからご相談いただいたタイミングが障害認定日直前でした。
(参考記事:「障害認定日」について)ご面談時に伺った内容から、障害等級3級に該当する可能性は高いと判断し、請求をお勧め。
障害認定日の到来を待って診断書を取得する事にしました。
出来上がった診断書は、ご依頼者さまのお身体のご状態が適切に反映された内容となっている事を確認。
その他請求手続きに必要となる書類を揃え提出しました。
ご相談いただいてから請求完了に至るまで、掛かった期間は1ヶ月半ほど。
それから2カ月経過後に結果が判明し、年金証書が無事ご依頼者さまのもとへ届きました。
本件はご相談いただいたタイミングが良かったと考えます。
障害認定日到来直前にご相談いただいた事によって、請求手続きが比較的スムーズに進みました。
最も望ましい請求の形になったと思います。