1型糖尿病 40代男性 障害厚生年金3級
概要
令和元年冬頃から頻尿、口喝の症状が出始め、1ヶ月ほどで体重が約10㎏減少した。
これは一度病院で診て貰った方が良いと思い、近医を受診することにした。
受診した病院の検査で血糖値が600超・尿糖の反応があった事から、1型糖尿病と診断された。
入院を余儀なくされ、入院初日からインスリン治療を開始した。
退院後も定期的に通院。
治療を継続して受けていた。
以後、現在に至るまで通院治療中である。
低血糖が頻回に起こり、半日~丸2日低血糖状態が続くことがある。
常に倦怠感があり、疲れが取れない。
深夜の低血糖は翌日の体調にまで影響するため辛い。
低血糖になると冷や汗・手の痙攣・頭がボーっとする感覚があり、回復に時間がかかる。
糖質を摂りすぎると一気に200台まで上がってしまう。
インスリンの調整が難しい。
令和5年11月に障害厚生年金の請求を行う。
結果、障害厚生年金3級(障害認定日請求)が認められた。担当者コメント
遡及請求で認められた事例になります。
障害認定日時点と請求日時点で通院されていた病院が異なるため、2つの病院に診断書の作成依頼を行いました。
請求日時点で通院されていた病院では比較的短期間で診断書を作成していただき取得はすんなり完了。
一方の障害認定日時点で通院されていた病院では、診断書の取得にかなりの時間を要しました。
1型糖尿病で障害年金の請求用診断書を作成された実績がない病院だったため、医師が診断書をどう作成したらよいか分からず苦労されたようです。
ソーシャルワーカーさんを介して、何度も診断書の記入方法について説明し、ようやく診断書の取得が完了しました。
診断書の作成に不慣れな病院ですと、根気強く説明しなくてはいけないケースがございます。
そのようなケースの場合、請求側が主導してやり取りを重ねる事が、お手続きを進めるうえで必要になってきます。