1型糖尿病 40代女性 障害厚生年金3級
概要
平成26年夏、持病の高血圧を診て貰っていたかかりつけ医で血液検査を行ったところ、糖尿病と診断された。
投薬治療を継続していたが、血糖コントロール不良で他院へ紹介となった。
紹介された病院を受診し、精密検査を受けた結果、1型糖尿病である事が判明。
強化インスリン療法が開始された。
令和6年初冬、糖尿病ケトアシドーシスを起こし、入院。
退院後は継続して通院治療を受けている。
現在、低血糖は頻繁に起きており、深夜から朝方に発生することが多い。
手が冷たくなる、集中力が無くなるなどの症状が起きる。
低血糖時はジュースやチョコなどで血糖値を上げるようにしている。
補食後30分くらい経過しなければ回復しないため安静に過ごす必要がある。
高血糖は毎日で、食後300を超える事が当たり前のように発生している。
血糖値は常時250ぐらい。
高血糖時はのどの渇き、トイレが近くなるなどの症状がある。
高血糖になった時は水を飲んで対応している。
外食時は注射の量を増やして調整しているが、外食は高血糖になりやすく調整が難しい。
令和6年12月に障害厚生年金の請求を行う。
結果、障害厚生年金3級(事後重症請求)が認められた。担当者コメント
請求人は令和6年に糖尿病ケトアシドーシスにより約10日間入院していますが、こちらの病院は現在通院されている病院とは違う病院になります。
入院中の病院で請求人を担当された医師から障害年金について説明を受け、
「障害年金を受給出来る可能性があるから1度相談してみると良いですよ」
とアドバイスされ、当方にお問い合わせいただきました。ご面談をさせていただき、ご病歴・年金加入歴・お身体のご状態から障害厚生年金3級の受給権が得られる可能性は高いと判断。
請求手続きを行う事をお勧めし、請求代理手続きのご依頼を受任しました。
結果、障害厚生年金3級が認定。
請求人のもとに年金証書が届きました。
請求人の場合、令和6年に糖尿病ケトアシドーシスによる入院がなければ障害年金を知る事は無かったと思われます。
入院先の医師から案内を受ける事が出来て良かったですね。