脳腫瘍後遺症による視野狭窄 30代女性 障害基礎年金2級
概要
7歳時、けいれん発作が起き救急搬送。
搬送先の病院で検査をうけたところ脳腫瘍(グリオーマ)が見つかった。
開頭摘出手術を行い、放射線治療を受けた。
その後、眼に異常を感じたため眼科で検査を受けることとなった。
検査を受けた結果、脳腫瘍の放射線治療が原因で視野狭窄が起きていると医師から説明を受けた。
この時点で右下に欠損が認められた。
その後は定期的に通院。
MRI検査と併せて欠損箇所が拡大していないかを確認するため眼の検査を実施していた。
請求時点においても、状態に変化は見られない。
外出時に段差や電柱に気付かず転んでしまう事が多々ある。
下りの階段は手すりがあっても非常に怖く、エレベーターの無い建物は不便がある。
事故を起こす危険があるため自転車には乗ることができず、移動の制限がある。
仕事は職場の理解があり長く働くことができているが、視野狭窄により仕事内容に制限を受けている。
令和4年7月に障害基礎年金の請求を行う。
結果、障害基礎年金2級(事後重症請求)が認められた。担当者コメント
今年1月1日より「眼」の認定基準が一部改正。
改正された直後から、
「自分も対象になるのでは?」
というお問い合わせが多数寄せられました。ご依頼者様もその中のお1人です。
ご面談時にお伝えいただいた眼のご状態から、改正基準で規定している障害状態に該当する可能性は高いと判断。
障害年金の請求をお勧めし、請求代理のご依頼を受任致しました。
結果、障害基礎年金2級が無事認定。
予想していた通りの等級が決定され安堵しました。