知的障害 40代女性 障害基礎年金2級
概要
未熟児で生まれ、保育器に入る。
発達の遅れ等あったと推測されるが、両親が認めず適切な支援は受けられなかった。
知的な遅れやコミュニケーション障害により学生生活には苦労が多々あった。
学校卒業後は就職。
日常生活や就労面で困難は多くあったが、単純作業により仕事はなんとか続けることができていた。
平成31年3月頃、持病にバセドウ病があり通院していた病院でコミュニケーション能力に違和感を覚えた医師より精神科受診を勧められた。
知的障害が疑われ検査を受けたところ中度の精神発達遅滞と診断された。
その後、職場でのストレスや家庭内事情から抑うつ状態に陥ったことがきっかけとなり、自室にて処方されていた薬を大量服薬。
家族の目の前で倒れ病院に搬送された。
専門医療機関での治療が必要と判断された事から入院。
入院中に有休を消化し、復帰の見込みが立たなかったことから令和2年冬に退職となった。
請求時点においても、引き続き入院中。
知的の遅れで生じる困難さやコミュニケーション障害の影響により抑うつ気分、意欲低下が続いている。
令和4年7月に障害基礎年金の請求を行う。
結果、障害基礎年金2級(事後重症請求)が認められた。担当者コメント
請求人のご家族より請求代理のご依頼をいただき受任。
当初はご近所で対応してくれる社労士を探されていたようですが、中々見つからず、たまたまSNSで私を知ったとの事でご連絡いただきました。
今までお勤め先の社労士やご友人のつてを当たって依頼しようと試みたものの、どこも対応して貰えなかったそうです。
社労士探しに難航されたご様子が窺い知れました。
請求人の場合は事後重症請求。
受給権が認められた際は、請求月の翌月分から障害年金が支給になる事から、なるべく早く請求する事が重要になります。
そう考えると社労士探しに割いていた時間が勿体なかったと感じます。
障害年金を取り扱っている社労士は全国的に見るとまだ少ないようです。
社労士をお探しになる際は、障害年金を専門としている社労士で検索される事をお勧め致します。