慢性特発性偽性腸閉塞症 50代女性 障害厚生年金2級
概要
慢性特発性偽性腸閉塞症で障害厚生年金2級を受給していたが、令和4年の更新時に障害厚生年金3級へ級落ち。
現在も加療を続けているが、状態は改善していない。
腹部症状(腹満感・嚥下困難感・腹痛など)がひどく、栄養管理が困難。
毎日の在宅点滴・腸管減圧を必要としている。
軽度の労働であったとしても就労出来るような状況ではない。
易疲労感、動悸、息切れもあり日常生活の多くのことに制限がある。
家族の援助なしに日常生活を送るのは困難な状況である。
上記状態を鑑み額改定請求手続きを行った結果、障害厚生年金2級が認定された。
担当者コメント
有期認定の方については、通常1~5年に1度診断書を提出し、更新手続を行う必要があります。
今回、その更新手続きで障害等級2級から3級へ級落ちされた方からご相談を受けました。
障害等級2級の年金を今後も継続して受給出来ると思っていたご依頼者さまにとって3級への級落ちは、予想だにしていない出来事。
まさに青天の霹靂であったと思われます。
ご自身で審査請求を行われたようですが、結果は棄却。
どうしたらよいか分からず今後のご不安を抱えながら過ごしていたところ、ご友人から「社労士に1度相談してみたら?」とアドバイスを受け、私のところへご相談いただきました。
ご面談時のヒアリングによって、現在のお身体のご状態は障害等級2級に該当する可能性が高いと判断。
額改定請求手続をお勧めしたところ、請求を希望されたので、そのままご依頼を受任致しました。
診断書の記載内容が重要となる本請求。
細部までしっかり確認を行い請求手続きを行った結果、無事増額改定が決まりました。
ご依頼者さまのご不安を解消する事が出来て安堵した次第です。