反復性うつ病 30代女性 障害共済年金3級
概要
平成24年頃、職場でストレスを感じる事が多々あり、ささいな出来事で不安感を抱くようになった。
胃腸の調子が悪くなり、胸焼けや吐気、不眠の症状があらわれるようになったため、近医を受診。
精神安定剤・漢方薬を処方され服用開始。
医師からの指示で休職することになった。
約5ヶ月後、復職したが眩暈や吐き気、頭痛、喉がつっかえる感覚が常にあり体調不良に陥った。
その後何度も休職を繰り返した。
現在に至るまで継続して治療を受けているが、状態は改善していない。
集中力の低下を感じており、罹患前に比べ読書や勉強など頭を使う作業は長く行えなくなってしまった。
映画を見ることさえも途中で疲れてしまいやめてしまうことが多い。
家事は同居している家族の協力で最低限のことを行う程度。
体調が悪いときは最低限の家事さえも難しく、家族に手伝ってもらっている。
また、お風呂に入るのも困難で、そのまま就床することも少なくない。
お金の管理も難しく、公共料金の支払いは手続きもすべて家族に任せている。
特に体調が悪い日は起き上がることも難しいため、家族の協力がなければ生活できない。
令和6年3月に障害共済年金の請求を行う。
結果、障害共済年金3級(遡及請求)が認められた。担当者コメント
初診日・障害の程度の確認のため何度も照会が入り、決定にかなりの時間を要したケースです。
障害認定日から相当期間を経過した後に障害共済年金の請求を行った事で、その間の障害状態を確認する必要があるという理由から、
障害認定日時点
請求日時点
に加え、
新たな診断書の提出を求められる事もありました。
度重なる返戻と照会対応に請求人は心身ともに疲弊された事と思います。
早く結果が届いてくれと半ば祈るような気持ちで待ち続けた結果、
遡及請求で障害共済年金3級が無事認定!時間は掛かってしまったものの請求人のもとへ受給権が届けられ、安堵した次第です。