双極性感情障害 50代女性 障害厚生年金2級
概要
平成14年春頃、気分の落ち込みを自覚。
会社が倒産したストレスも重なり酷い鬱状態に陥った。
病院を受診したところ抑うつ状態との診断で薬物療法を開始。
併せてカウンセリングも受けていた。
その後は、気持ちが落ち込んだ時に度々病院を受診。
抗うつ薬を処方して貰っていた。
現在も2週間から月一回の受診を継続中。
パートで仕事をしていたが現在仕事はできず休職中である。
外出は一人で行うことが出来ず、家族に付き添ってもらっている。
炊事・料理・掃除・洗濯等の一般的な家事も一人ではこなすことが出来ず、家族に手伝ってもらっている。
神経質で些細な出来事でも気持ちが落ち込みパニックになってしまう。
ちょっとした事が気に障り動揺してしまう事もある。
令和5年5月に障害厚生年金の請求を行う。
結果、障害厚生年金2級(事後重症請求)が認められた。担当者コメント
本請求は初診日の特定に難航しました。
当初お伝えいただいた初診医療機関より前に抑うつ状態にて他院でカウンセリングを受けていた事が判明。
ご記憶を頼りに何とか当時受診された病院名を思い出していただきました。
当初は5年前に初診日があるとお知らせいただきましたが、結果的に20年前まで遡る事になりました。
初診日が20年前まで遡るとなれば、初診医療機関よりカルテ破棄等で受診状況等証明書が取得出来ない可能性が考えられましたが・・
病院に問い合わせを行ったところ、カルテは残されており、受診状況等証明書を作成していただく事が出来ました。
心配が解消されて良かったです。
その後の書類作成・書類取得手続きにおいて特段問題が発生する事はなく、無事提出完了。
障害厚生年金2級が認められました。
請求人のもとへ受給権をお届けする事が出来て安堵した次第です。