双極性感情障害 40代女性 障害基礎年金2級
概要
平成17年秋頃、父親の借金や職場のストレス等で精神的な疲弊が溜まっていた。
身体の倦怠感を自覚するようになったため、かかりつけ医である近所の内科を受診した。主治医の診断はうつ病。
パキシルを処方され服用するようになった。
就労は続けていたが、頭痛、肩こり、倦怠感は抜けず、働けば働くほど症状が悪化。
徐々に薬の量が増えていった。仕事を続けていくのが困難になり、退職。
会社を辞めれば状態は良くなると思っていたが、会社を辞めてしばらく経っても倦怠感は抜けなかった。現在も無職で自宅に引きこもって過ごす状態が続いている。
精神的な落ち込みが酷く、炊事・掃除・洗濯等の家事全般をこなす事が出来ない。
1日中寝て過ごす日もあり、無気力・喪失感で何もやる気が起きない。
意欲低下が著しい。家族の理解も十分ではなく、周囲に相談する事が出来ない。
孤独感に苛まれ、精神面に大きな負荷がかかり不安定になる日が多い。令和4年5月に障害基礎年金の請求を行う。
結果、障害基礎年金2級(事後重症請求)が認められた。担当者コメント
本件は診断書の取得に苦労しました。
当初診断書の作成を依頼しようと考えていた医療機関とトラブルがあり、別病院へ依頼する事に。
そちらでも診断書の不備があり訂正依頼を行うなど、診断書の取得完了に至るまで時間が掛かってしまいました。
ご依頼者様には不安を与えてしまった事と思います。
私自身も中々円滑に物事が進まず、歯がゆい思いを経験しました様々な問題が発生した請求となりましたが、結果、無事障害基礎年金2級の受給権が得られました。
ご依頼者さまから届いた感謝のメッセ―ジを読んで安堵した次第です。