双極性感情障害 40代女性 障害厚生年金2級
概要
令和4年より双極性感情障害で障害厚生年金3級を受給中。
同年秋に転居。
新しい環境に慣れることが出来ずストレスが蓄積されていた。次第に抑うつ気分、興味関心の減退、倦怠感、悲しい気分、自信喪失、希死念慮などの症状が出現。
過眠、過食、強い倦怠感もあり。外来通院と週に1回のデイケア利用を行っていたがそれ以外は自宅に引きこもるようになる。
入浴もままならない状態で日常生活に著しい支障が生じるようになった。令和5年に入り、再び転居した事で状態は更に悪化。
抑うつ症状は遷延しており、家事(炊事、洗濯、掃除、買い物)も同居している家族に任せている状況が続いている。
家族の援助なしでは生活できない。
労働も不能とされており改善の兆しは全くなく、辛い日々が続いている。
令和5年5月に額改定請求を行う。
結果、障害厚生年金2級の増額改定が認められた。担当者コメント
初回裁定請求の代理手続をご依頼いただいた方からご相談を受けました。
「状態が以前より悪くなったと思います。
障害等級を上げたいのですが、どうしたら良いでしょうか?」このような障害状態が悪化した場合、等級を見直して貰う為に行う手続があります。
それが額改定請求です。
額改定請求が認められると等級が増額改定されます。
ご依頼者さまは3級を受給されていましたので、今回2級改定を目指して請求手続きを進める事になりました。
ヒアリングによって確認したご依頼者さまのお身体のご状態は、裁定請求時よりも悪化されている事が目に見えて分かりました。
診断書の補足資料として、審査側によりご依頼者さまのお身体のご状態がイメージできるよう、ヒアリングによって聞き取った日常生活の支障内容を書面にまとめて提出。
結果、障害厚生年金2級の増額改定が認められました。
ご依頼者さまのご期待に応えることが出来て良かったです。