- 重症筋無力症 40代女性 障害厚生年金3級- 概要- 平成30年の夏頃から、午後になると右眼が見えづらくなる症状を自覚。 
 眼科を受診したものの、眼自体に異常は見られず。
 医師からは疲れ・気のせいだろうと言われた。- その後も右眼の違和感は頻繁に発生。 
 また喉の違和感や息切れ・股関節の痛み等身体の不調が随所に現われ始めていた。- 平成31年春、眼の症状が毎日になり限界を感じて眼科を受診。 
 診断名はドライアイ。
 処方された目薬をさしたが改善されなかった。
 より詳しい検査をしてもらうため神経眼科の専門病院を紹介して貰った。- 紹介先の病院でMRI検査を実施。 
 そこで医師から重症筋無力症の疑いがあると言われた。
 大病院で検査を受けた方が良いと勧められ転院。- 転院先の病院で検査入院したところ、重症筋無力症と確定診断。 
 メスチノンを1日2回服用し眼瞼下垂は少し改善された。
 だが、見えづらさと体の症状については改善が見られなかった。- 請求日時点の症状は、筋力低下、複視、易疲労。 
 これにより不便なことが多岐に渡る状態であった。- 読書、画面の注視、運転等は困難。 - 片足立ちが難しく、歩き始めや階段でふらついて転倒しそうになる。 
 階段は手すりが必須。
 外出時は杖を使用するものの腕も途中で脱力してしまう。- できる範囲でなんとかやり過ごしているが、援助が必要なときは家族に頼んでいる。 
 発症前と同じように生活することは難しく、将来への不安は大きい。- 障害厚生年金の請求を行い、 
 結果、障害厚生年金3級(事後重症請求)が認められた。- 担当者コメント- 本件は事後重症による請求となるため、1カ月でも早く請求する必要がありました。 - 書類はほとんど揃い、あとは診断書が出来上がれば提出出来る段階まできていたのですが・・。 
 病院から届いた診断書を確認したところ内容に不備が発覚。- 障害の程度に直結する箇所だったため、このままの状態で提出する事は出来ないと判断。 
 急ぎ病院に連絡し、訂正を依頼しました。- 月の中旬に依頼を行い、病院から訂正後の診断書が届いたのが月末近く。 
 内容がきちんと訂正されている事を確認し、すぐさま提出。
 当月中に提出する予定でいたので、何とか間に合って安堵しました。- 事後重症請求の場合、スピードが特に重要視されます。 
 書類が揃ったら速やかに提出するようにしましょう。
 






