障害年金の法改正検討_2025年に法案
今週、障害年金が大きな話題に上りました。
障害年金の法改正検討案が出ています。
内容は、初診日の違いにより支給される年金・保障の手厚さが異なる構造的な問題点を是正するというもの。
2025年に国会提出を目指す年金制度の改正法案に盛り込むべく、これから審議されるとの事です。
詳細はこちらの記事をご確認ください。
驚きですね☆
これが実現すれば、約40年振りと大改正となります!
障害年金は初めて診察を受けた日(初診日)に国民年金・厚生年金のどちらに加入していたかによって、もらえる年金が異なります。
国民年金の場合は障害基礎年金。
厚生年金の場合は障害厚生年金。
障害等級2級以上の場合は障害厚生年金にプラスして障害基礎年金も支給されます。ここで問題となるケースが・・
長年会社員としてお勤めされていた方が退職し、国民年金加入期間中にご病気を患い病院に掛かる場合。
初診日時点で国民年金加入中という事は、この方には障害基礎年金しか支給されません。
それまでどれだけ長く厚生年金に加入されてきたとしても、障害厚生年金が支給される事はないのです。
これを見直して、厚生年金加入期間が一定以上ある場合や、退職してから短期間に初診日がある場合は、国民年金加入中でも障害厚生年金の支給を認めるようにする・・
というのが今回の改正案です。
障害厚生年金を受け取りやすくする方向で検討が始められたようですが、果たしてどうなる事でしょう。
改正によって不公平感がどれほど解消されるのかが気になるところです。
今後の法改正の動きを注視していきたいと思います☆