障害年金制度の誤解
先日寄せられた障害年金のご相談。
以前、1度主治医に障害年金の請求をしたいと伝えたところ、
「障害年金は貰えないと思いますよ。」
と言われたのだそうで。本当に自分は対象にならないのかというお問い合わせでした。
医師はなぜご相談者さまに
「障害年金は支給されない。」
とお伝えしたのか。その理由を聞いたところ、
予想外の答えが返ってきました。「私が住んでいるところは田舎だからみたいです。」
えっΣ(゚Д゚)
どういう事ですか!?概要を聞いたところ、
その医師は、
<障害年金は貰える人数が決まっており、
田舎に住んでいる人は人数制限に引っかかって受給する事が出来ない>
と認識していたのです。いやいや。
そんな理由で不支給にするなんてあり得ないでしょう!都会に住んでいる人が優遇されて、
田舎に住んでいる人が貰えないなんて聞いた事がありません!障害年金の認定基準にもしそんな事が載っていたら間違いなく一斉非難を浴びる事になるでしょう。
ご相談者さまには、
お住まいの地域を理由として障害年金が支給されないという事はありませんと即答でお伝えしました。障害年金の制度に誤解があるケースは往々にして聞きますが、
今回のような話は初耳でした。内容が内容なだけに衝撃を受けましたね。
一体医師はどこでそのような情報を聞いたのかが気になるところではありますが・・。
誤った情報を信じてしまうと、
障害年金の請求を行う機会を逃してしまう事になりかねません。もしこのブログをご覧頂いている皆さまの中に、
医師から障害年金の診断書の作成を断られ、
その理由に少しでも疑問を持たれている方がいらっしゃいましたら、
専門家に1度ご相談頂ければと思います。